Excel製のテーブル定義書を入力DBとして取り込む機能になります。
「物理DB構築前のシステム設計フェーズ」での利用を想定した機能です。
※ 要件定義 → 外部設計 → 内部設計 → CD → UT → IT → ST → ..
「システム設計フェーズ」での利用を想定した主な機能一覧
機能詳細
- Excel定義書チェック
単純にチェックするだけの機能です。メイン画面の以下ボタンでチェックを実行します。手作業で作った定義書の書き間違いなどを検知することが目的の機能です。
このボタンは、設定画面で「Type:Excel定義書」を選択し、対象ファイルを指定しないと使用できません。
チェック内容は以下になります。
- 必須チェック
テーブル物理名(ID.)、テーブル論理名、カラム物理名(ID.)、カラム論理名、カラムデータ型 を必須としてチェックします。
- 不適切文字チェック
英数字、-(ハイフン)、_(アンダーバー)以外の文字を使っている箇所を検出します
テーブル物理名(ID.)、カラム物理名(ID.) を対象にチェックします。
- シート内重複idチェック
テーブル内に同意idカラムの存在を検知します
- シート間同一id データ型差異チェック
異なるテーブルで同一idカラムが存在する場合、それぞれのデータ型が同じでないものを検知します
- シート間同一id 論理名差異チェック
異なるテーブルで同一idカラムが存在する場合、それぞれの論理名が同じでないものを検知します
結果は入力指定したExcel定義書に結果シート(ERRWARNシート)を加えた形で同じ場所に出力されます。(エラー箇所のセル位置をリンクとして出力します)
(入力)C:\ExcelDefine.xlsx (結果)C:\ExcelDefine_2021-05-26_15-30-23.xlsx
結果ファイルを入力Excelに指定しても結果ファイルの形式は変わりません(日時が変わるだけです)
(入力)C:\ExcelDefine_2021-05-26_15-30-23.xlsx (結果)C:\ExcelDefine_2021-05-26_20-25-50.xlsx
結果シートのリンクを辿って必要な部分を修正し、その修正したExcelを入力Excelにすると修正効率があがると思います。
- 必須チェック
- テーブル定義書生成(手順)
- Excel定義書を用意します
- 設定します
Type:準備したExcel定義書 Excel:対象ファイル Class:A4横 or A4縦 or A5M2 DB:MySQL(MariaDB) or PostgreSQL or Oracle or SQL Server ExcelDefine Check : 入力Excel定義書のチェックを実施するか Check between sheets : シート間同一id比較チェックを実施するか
- 実行します
HTML版定義書で項目検索やコード定義確認などするとプログラム設計作業も効率上がるのではないでしょうか
ちなみにチェックを実施して何か検出しても定義書生成は実行されます(検出部を除いて生成します)
- Excel定義書を用意します
- 一括DDL生成(手順)
- Excel定義書を用意します
- 設定します
- 実行します
ちなみにチェックを実施して何か検出してもDDL生成は実行されます(カラムid未設定の場合もそのまま生成します。その場合、DDLとしては不完全なので実行エラーになる可能性があります。)
- Excel定義書を用意します